マーケティング戦略「5F」

10月に入って2日目。
朝の5時ぐらいに起きると、外の景色はまだまだ日が上がるころの景色に変化してきましたね。
朝、窓を開けて外の空気を吸うと、なんかすがすがしい冷たさを感じるこのころ…
昼間は残暑が続く中、水分を補給しながら、体調管理には気を付けてください。
日没が早くなってきてる頃、夜はちょうどいい気温になってきました。
気温の変化がどんどん一定していく季節になっていきますね。
さてと、話題を取り戻して…
マーケティング戦略「5F」
前回は、マクロ環境分析のお話をしました。
次は、ミクロ環境分析の中で、「3C」と「5F」のお話を進めたいと思います。
今回は、「5F」についてのお話を進めますね。
5Fの読み方を「ゴエフ」ではなく、「ファイヴフォース」と読むそうだ…
5Fとは何か?
アメリカの経営学者であるマイケル・E・ポーターが提唱した「競争戦略のフレームワーク」です。
業界の収益構造を分析するために、以下の5つの競争要因(競合、新規参入、代替品、買い手の交渉力、売り手の交渉力)が業界の収益性や競争環境にどのように影響するかを分析します。

業界内の競合他社
自社の展開する商品、ビジネスに対して、直接的に競争相手となる存在です。
他社との競争が激しければ、商品の差別化や価格競争が激しく、利益をどうやって出せるかの課題。
売り手の脅威
売り手の交渉力とは、売り手と自社との力関係を示します。
自社と消費者との関係と同じで、同質・同価格の物を扱う売り手が多ければ自社の力は高まりますが、逆になれば売り手が力を持ちます。
市場規模のほか、売り手の数や力関係、供給元を乗り換える際のコストなどがポイントになります。
稀少性の高い素材・部品や高度な技術を要する加工品などでは、共有元が価格決定権を持つことがあり、価格の引き上げや共有停止などが自社にとって大きな脅威となることも考えられます。
買い手の脅威
買い手の脅威とは、消費者や顧客といった買い手と、自社とのあいだにある力関係を示します。
競合が多く価格競争が激しくなれば「買い手市場」となり、自社の収益性は落ちていきます。
商品を購入する顧客の交渉力によって利益に関係します。
新規参入者の脅威
成長市場においては外部から新規参入者が増え、競合他社が増えることを想定します。
たとえ成熟市場でも、同様に新規参入の可能性はあるかもしれません。
こうした新規参入者は、既存市場における競争ルールに変化を与えることがあります。
特に資本や技術力などで優位な新規参入者がいれば、自社にとって大きな脅威となります。
代替品の脅威
代替品の脅威とは、競合他社の代替品によって自社製品の商品やサービスの利用機会を奪われる可能性のことを指します。
これで、5Fの仕組みはわかりましたでしょうか。
考えることが難しいなら、車業界の中で、2000CCクラスの販売のことを考えてみたら、意外と出てきます。
それを参考として、消去法、考え方、見え方が変わっていくかもしれません。
では、また!






